小2息子と語るシリーズ①「先延ばし」と「マルチタスク」が与える脳への負荷

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小2息子と語るシリーズ①「先延ばし」と「マルチタスク」が与える脳の負荷

「先延ばしって知ってる?」

息子「さ・き・の・ば・し?5文字?あー、俺の予想ではね?後でやること?」

「そう!そういうこと!例えばさ、ブンブン(作文の通信教育)やらなきゃいけないのに、後でやろうって、どんどん先に伸ばしてやらないこと。」

息子「あー!例えばさ、宿題やらなきゃいけないとするじゃない?でも、テレビが見たいとするじゃない?宿題やらなきゃいけなくて、テレビ見てたらママが帰ってきて、やべー!宿題終わってない!ってイライラするやつ?」

「そうそう!そんな感じ!イライラするじゃん?それは、やろうと思っていたことが上手く進まなくてイライラするでしょう?脳にもストレスがかかってるんだよ。」

息子「わかった!ママが話してる時にししゃも食べたくなって、ママしゃべってるけどししゃも食べたいなーししゃも食べたいなーってなっちゃうやつ?」

「そうそう!なんで先延ばしが脳にストレスかかるかって言うと、脳の中では、ブンブンやるっていうのが残ってるんだよ。完全に終わったことじゃないから。

昨日の宿題は、一昨日やるまではやならきゃいけないこととして脳のここら辺に残ってるじゃん?でも、それが終わったら、もうその宿題のことは考えないでしょ?

でも、今日やるブンブンはまだやってないならずっと頭の片隅に残ってるの。そうすると、脳の全部を使えなくなるわけ。

例えばさ、宿題やってる時に、テレビが気になるとするじゃん。そしたら、宿題やってる途中で、『テレビ見たいなー!てか、お腹空いたな~!ししゃも食べたい!あれ?ここの親指のところ、へこむぞ?あ、やばいやばい宿題やんなきゃ!』

ってなったらさ、いろんなところに注意が行って、全然宿題進まないじゃん?」

息子「確かに!笑」

「脳の容量がこれくらいあって、テレビがここで、ししゃもがここで、指がここでってなったら、残りのこんな小さいところで宿題やらなきゃいけないわけ。そうしたら、全力でできないから3分でできる宿題が30分とかかかっちゃうんだよ。」

息子「あー!なるほどねー!」

「そういうの、マルチタスクって言って、いろんなことを一緒にやろうとすると、1つのことに集中できないから、余計に時間がかかるんだよ。

だから、シングルタスクで、終わってから次、終わってから次ってやると、集中力も高くて、結局早く終わるの。OK?」

息子「OK!」

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大人が学ぶような難しいことを子どもにいかにわかってもらえるように説明できるか。それが私の課題です。

最近学んだことで、もっと早くに知っていたかったこと。

本などで得た学びを少しずつ子ども達に伝えていきたいと思っています。

『知識は貯めるものではなく、使うもの』

Shoko

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