人生はロングゲーム
人生は長い。
1日、1週間、1年なんてスパンで考えてはあまりに短い。
一方で、人生というロングゲームは長すぎる。
1人1人に課せられたこのロングゲームをどう攻略していけば、私達は自分が望む人生をつかむことができるのでしょうか。
そのヒントが本書にはあります。
ロングゲームは長期的な視点で考えることが重要です。
しかし、日々の一歩は非常に小さい。
けれど、日々の一歩を積み重ねていけば大きな成果がでるのです。
戦略的な一点集中
本書では、成果の最大化のために「探すモード」と「集中モード」の切り替えと「戦略的な一点集中」を紹介しています。
私が子供靴の活動をしている時、本業と育児との兼ね合いでかなり時間が限られます。
その時に複数のことを同時にやるのは不可能。
本の執筆をしている時は毎朝起きてひたすら本を書いていたし、
講座の準備のスライド作成をしようとしたら、毎朝そればかり。
私が失敗したのは本の出版が完了した後。
やりたいことがたくさんあったので、毎日違う作業をやっていたら全く上手くいきませんでした。
そして、気が付きました。
私は「探すモード」で見つけた後は、一つのことに「集中モード」にして毎朝の迷いを消した方が上手くいくのだと。
今はこれに集中する、と決めたら毎朝それをする。
それが㎜単位の進歩でも。
自分の興味に最適化する
自分が何に集中したら良いか迷った時はどうすれば良いのでしょうか。
本書のヒントは、「自分の興味に最適化する」こと。
迷ったらおもしろそうな方へ。
私も自分の中での「好奇心」を大事にしています。
あなたは何を「おもしろい」と感じますか?
私のロングゲーム:本の執筆と研究
執筆作業は数カ月~1年単位。
最初の1文字から数万文字に変化するためには毎日ひたすら書くこと。
今までに6冊出版し、今でも毎日、Amazon Kindle Unlimitedの読み放題サービスで本を読んでくれる方がいます(ありがとうございます!)。
そして、それがまた次の活動に繋がっていく。
本業の研究も地道な作業の連続。
けれど、やりたい研究がある。
現場に活かせる研究をして、実証して、利用者さん達に還元したい。
そのために地道に続ける。
本の執筆作業は私の中での良い成功体験になっています。
地道な作業の先に成果があることがわかっているから、続けられる。
本の執筆も講座もブログも研究もやりたい挑戦がたくさんある。
けれど、一緒に全部はできないから、できることを少しずつ。
人生というロングゲームのために、今できることをやる。
あなたも年始に自分の人生(ロングゲーム)について考えてみませんか?
毎日頑張っているあなたに一度立ち止まって読んで欲しい。
毎年年始に読みたいおすすめの1冊です。
春日井 翔子
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