理学療法士で2児の母の春日井翔子です!
子供靴の本の執筆や講座の開催をしており、本サイトでは子供靴の正しい選び方等を発信しています!
正しい靴選びが子供達の健やかな成長の一助となれば幸いです。
【この記事を読んでわかること】
- 日本とドイツの子供靴の予算の違いがわかる!
- 子供靴の価格の考え方がわかる!
靴先進国ドイツの親が子供靴にかける値段は日本の「3倍」
あなたは、子供靴にどのくらいの予算をかけていますか?
靴先進国ドイツの小学生の保護者を対象にしたアンケートでは、子供靴にかける平均購入価格は6,570円でした。
一方日本の3歳から6歳の保護者を対象にしたアンケートでは、購入しやすい価格は2,000円以内でした。
日本とドイツの差は約3倍。
靴先進国のドイツでは、親たちの靴に対する意識が高く、「子供の足の成長と体の健康に靴は重要である」ことを両親がよく認識しています。
さらに、ドイツでは子供靴の予算を家計に組み入れているそうです。
子供靴をファッションとして考えると6,000円は高い
私が開催している子供靴の講座のアンケート調査では、大多数の受講者の子供靴予算は1足1,000円台~3,000円台です。
子供靴にかけるお金は少ないのが現状です。
子供の靴にそんなにお金をかける必要があるのか?
それは、子供靴がファッションの1つとして捉えられているからではないかと考えます。
さらに、大人の私達も自分の靴をファッションの1つとして考えているからだと考えます。
今は服も靴も安く買えます。
靴が2000円以下でも買える時代です。
子供の靴に6,000円は高すぎない?
そう思うのも無理はないと思います。
では、靴がただのファッションではなく、健康への投資と考えたらどうでしょう?
靴を健康への投資と考えると、靴の価格の見方が変わる
靴をただのファッションとして考えると、子供に6,000円の靴は高いでしょう。
私も子供に1着6,000円の服を買ったことはありません。
しかし、靴を子供の健康への投資として考えたら見方は全く変わります。
足に良い靴を買うことで、子供の健康に投資するのです。
将来の足のトラブルや治療費を減少させ、何より元気に成長することができることを考えれば、靴への金額の見方も変わって来ませんか?
足に良い靴を1足だけ買う
特に歩き始めから3歳くらいまでの時期は、足に良い靴が1足あれば良いと考えます。
それこそファッションのための靴は買わないのです。
子供の足と健康を考えた時に、この時期にファッション性の高い靴は不要です。
しかも、この時期は足がすぐに大きくなり、サイズアップの間隔が数カ月と短いため、1足を毎日履いてもボロボロになることはありません。
もちろん、2足買って交互に履けば、靴の摩耗を抑えることができます。
お金に余力があるならば、足に良い靴を複数買っても良いですが、靴にそんなにお金をかけられない!という方は1足あれば十分です。
歩き始めの1歳から3歳におすすめの靴は、アシックス(ASICS)のGD.RUNNER®BABY MS-MID 2です!
娘もこの1足で13cm~16cmまで乗り切りました!
Amazonや楽天で買えば安く買えます!
私は返品無料のAmazonで買うことが多いです。
もっと大きくなれば、サイズアップまでの期間も長くなり、より長い期間履いてくれますよ。
夫婦で子供靴にかけるお金の価値観を話し合う
お金の価値観はそれぞれの家庭で異なります。
本サイトでは靴の重要性や選び方を発信していますが、各家庭での靴教育は、それぞれの家庭の価値観に合わせて良いと考えています。
靴にどれだけお金をかけるかは、それぞれの家庭の価値観で異なります。
まずは、靴やお金の価値観について、夫婦で話し合うことが大切です。
そのきっかけとして、本記事を使っていただければ幸いです。
いかかでしたか?
本記事があなたのお子様の靴選びの一助となれば幸いです!
『靴はただのファッションではなく、健康への投資。』
春日井 翔子
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