理学療法士で2児の母の春日井翔子です!
子供靴の本の執筆や講座の開催をしており、本ブログでは子供靴の正しい選び方等を発信しています!
正しい靴選びが子供達の健やかな成長の一助となれば幸いです。
今回は、保育園や幼稚園選びで一度は迷う、はだし教育と草履教育についてのお話です。
【この記事を読んでわかること】
- はだし教育と草履教育のメリットデメリットがわかる!
はだし教育
はだし教育のメリットは、足の指を良く使うので、足の筋肉の発達や土踏まずの形成に良いことです。
デメリットは、扁平足や歩行が不安定な子など、踵やアーチを支えれた靴を履いた方が良い子供もいて、そのような子供には適さないということです。
また、冬も外で裸足で過ごすことも多いため、凍傷のリスクを指摘する専門家もいます。
確かに、室内では、靴下を脱いで裸足で過ごす方が良いと考えます。
しかし、何がなんでもはだし教育をやっている保育園や幼稚園じゃなくてはダメということはありません。
我が家の子供達の通う保育園では、園庭では靴を履きますが、夏や水溜まりがある雨上がりなどには裸足で遊ぶこともあります。
それは、先生達が促しているのではなく、子供達の意思で裸足になることを選んでいるのです。
草履教育
草履教育のメリットは裸足教育と同様に、足の指をよく使うため、土踏まずの形成が良くなることです。
一方、デメリットも裸足教育と同様に、踵が支えられたしっかりした靴を履いた方が良い子供にとっては、足に良くないということです。
さらに、草履には足の変形のリスクもあります。
鼻緒が当たるところが足に当たり、変形する子供もいるのです。
また、草履は裸足よりも足の指をよく使います。
なぜなら、草履が脱げないように足の指に力を入れるからです。
そのため、草履は裸足や靴よりも土踏まずの形成が良いという報告もあります。
しかし、その反面、常に足の指に力を入れていることが足の変形や足の痛みの原因にもなります。
草履を履いても大丈夫な子もいれば、大丈夫ではない子もいるのです。
どんな足育の方針であれ、自分の子供に合った靴選びは重要
結局のところ、裸足教育も草履教育もメリットとデメリットがあります。
大事なのは、一概に裸足教育は良い!草履教育は良い!と思い込むのではなく、各々のメリットとデメリット、そして、お子さんの足に合わせた靴教育(足育)を選ぶことです。
そして、どのような足育の方針であれ、自分の子供に合った靴選びはとても重要です。
正しい靴のサイズで、靴選びのポイントを満たした靴を、正しい履き方で履くことが大切です。
歩き始めは、ミドルカットやハイカットと2本ベルトでしっかり足が固定された靴を選びましょう。
3歳以降は、足幅に合わせて機能性の高い靴を選びましょう。
我が家の子供達は、室内では裸足で、屋外では機能性の高い靴を履いています。
そして、保育園の園庭(安全な場所)で、子供が裸足で遊びたい時は裸足で遊んでいます。
是非、あなたもお子さんに合った靴教育(足育)を行ってみてくださいね。
いかかでしたか?
本記事があなたのお子様の靴選びの一助となれば幸いです!
『靴はただのファッションではなく、健康への投資。』
春日井 翔子
書籍はプロフィールにてご紹介しています!
すべてAmazon Kindle Unlimitedで読み放題!
コメント