理学療法士で2児の母の春日井翔子です!
子供靴の本の執筆や講座の開催をしており、本ブログでは子供靴の正しい選び方等を発信しています。
今回は、親なら誰しも迷う子供の習い事のお話です。
小学3年生の息子は今8個習い事をしています。
今までやった習い事は12個。それらの失敗と成功体験から、習い事の始め方と続け方のポイントをお伝えします。
【この記事を読んでわかること】
- 習い事を始めるベストな年齢と始め方がわかる!
- 習い事を継続するコツがわかる!
- 習い事を選ぶ、辞めるポイントがわかる!
小学3年生の息子の習い事8個内訳
小学3年生の息子が現在続けている習い事8個はこちら!
- ピアノ(3歳年少から)
- 合気道(5歳年長から)
- 水泳(5歳年長から)
- バスケットボール(7歳小2から)
- 書道(8歳小3から)
- 英語[プリインターナショナルスクールのサタデークラス](3歳年少から)
- リス算数[タブレット通信教育](5歳年長から)
- ブンブンどりむ[作文:紙の通信教育](5歳年長から)
過去に辞めた習い事はこちら!
- 野球(6歳小1から7歳小2まで1年間)
- 学童内習い事:ダンス&スポーツ(6歳小1の1カ月間)
- 学童内習い事:英語(6歳小1の6カ月間)
- 学童内習い事:書道(6歳小1の1年間)
子供の習い事はいつから始めるのがベストか
子供の習い事はいつから始めるのが良いの?
12個習い事を経験してわかった結論はこちら。
子供が『この習い事がやりたい!』と言える年齢
ほんと、これに尽きます。
早期教育に対して疑問を呈する意見もありますが、習い事でいろいろなことを経験をさせることには大いに賛成です。
しかし、それは親が強制するものではない。
子供がこの習い事をやりたい!としっかりと言える年齢から始めるのがベストです。
息子は3歳から始めたものもありますが、振り返ってみると少し早すぎたなと思います。
早く始めるデメリットは親の負担。
子供の意思より親の意思で始める場合が多いからです。
それだと習い事を続けることにストレスが生じます。
それは親子にとって良いことではありません。
子供が習い事を続けるコツ
習い事8個もやっているの!?
そう、驚かれることも多いです。
しかし、「大変なら辞めればよいのにと言っているのに、子供が辞めたがらない」と言うのが現状です。
続けるコツと言うか、だから続いているのでないかという考察がこちら。
- 子供自身がやりたいからやっているということを日頃から意識させる
- いつでも辞めて良いというスタンスを子供と共有する
- 親子で一緒に楽しめるものは一緒にやる
- ゲームを始める時期を遅らせる
- 何も習い事を入れないフリーな日を作る
習い事は、親からやらされている感じが出ると親子の精神衛生上、良くないです。
あくまでも子供主体で『自分が行きたいから行っている』というスタンスを崩さないよう、常日頃意識させています。
始めるのも、続けるのも、辞めるのも、子供が決めるのです。
だって、自分の習い事なんですから。
それらの話が理解できるのはだいたい年長くらいからではないかと思います。
人は自分で選択したい生き物。他人に強制されるのは嫌なのです。
親からの習い事を続けることへのプレッシャーはしんどいものです。
遅刻しそうになる、気分で行きたくないと言うようなことがあれば、そんな感じなら辞めたら?という話をします。
学校は義務ですが、習い事は自由です。
あくまでもプラスアルファの部分で、お金もかかる。
息子はたくさんやりたいことがあるので、今は8個ですが、これでも絞っています。
もちろん、8個もやっていたら大変です。
しかし、本人は好きでやっている。辞めたくない。
大変でもやりたいのか、やりたいのであればどうすれば良いのか、それらを親子で話し合っています。
そして、あくまで、続けるか辞めるか選ぶのは子供本人だと言うことを伝えています。
我が家はピアノと合気道は一緒にやっています。
親も楽しくて一緒にできる。それは結構大事だと思います。
親子で共有できるものも増えますし、やはり続く動機となり得ます。
我が家はSwitch(スイッチ)などのゲームは買っていません。
テレビも常日頃見ていません。
なぜかと言うと、ゲームは脳への刺激が強すぎるからです。
ゲームの報酬系の刺激は強く、ゲーム中に脳は大興奮し、ゲームをやりたい!という衝動を抑えることは至難の業です。
そんな手軽に大興奮できるものが家にあれば、家でゲームをしている方が楽しいに決まっています。
しかし、家にゲームもなければテレビも見ないのであれば、外に習い事に行く方が楽しいものです。
習い事の楽しさは、ゲームの刺激よりは小さいかもしれない。
しかし、続けていく内に少しずつ上達して、おもしろさは増していき、新しい人間関係を築き、その子の人生を豊かにしていきます。
ゲームは何歳からでもできる。
ゲームの開始年齢を遅くして、ゲームを始めるのは習い事でやるスポーツや芸術のおもしろさを実感してからでも良いのではないかと考えます。
我が家は習い事の数が多いので、1日に2つの習い事が入ることもあります。
習い事がたくさんあることのデメリットは「時間に追われること」「フリーの時間が少ないこと」。
そこで、日曜日は何も習い事は入れない日ということにしました。
やりたいことはたくさんあるけれど、何もないフリーな日ももちろん大事。
家族で出掛けのも基本的に日曜日。
すると、心の余裕に繋がります。
過去に習い事を辞めた理由
過去にやっていて辞めた習い事はこちらの4つ。
今現在やっている英語の習い事もコロナ禍で1年程辞めて、復活しました。
- 野球(6歳小1から7歳小2まで1年間)
- 学童内習い事:ダンス&スポーツ(6歳小1の1,2カ月間)
- 学童内習い事:英語(6歳小1の6カ月間)
- 学童内習い事:書道(6歳小1の1年間)
辞めた理由はこちら。
- 野球(6歳小1から7歳小2まで1年間) → 親の負担が大きすぎたから
- 学童内習い事:ダンス&スポーツ(6歳小1の1カ月間) → 思っていた感じと違ったから
- 学童内習い事:英語(6歳小1の6カ月間) → 英語レベルが以前の英語教室の先生の方が良かったから
- 学童内習い事:書道(6歳小1の1年間) → 学童を辞めたから、必然的に辞めざるを得なかった
野球は少年団で、土日祝日一日中あり、当番もありました。
子供は楽しく通っていましたが、共働き夫婦の私達が無理でした。
1年限定でという条件で続け、親の私達の理由で辞めることについては子供に謝りました。
親も無理なく続けられることは大切です。
私達にとっても良い教訓となりました。
小学1年生の時に学童内の習い事を3つ始めました。
学童は小学1年生まで通っていたので、習い事も最長で1年。
ダンス&スポーツ
ダンス&スポーツは、何事も経験とやってみたら、思っていた感じと違い、「つまんない」と言って辞めました。
すでにいろいろなスポーツなどをやっていた分、ただ体を動かしましょうというエクササイズ的なものはつまらなかったようです。
英語
英語は、元々プリインターナショナルスクールのサタデークラスに通っていたのですが、コロナ禍で一旦辞めていました。
学童内の英語を始めましたが、ある日息子から「あそこは本物の英語じゃない。前のところに行きたい。」と言われ、びっくり。
確かに以前通っていたサタデークラスはネイティブの先生で、学童内英語は日本人の先生でした。
まあそう言うならと、学童内英語は半年ほどで辞め、以前のサタデークラスにまた通い始めました。
今では、本当に楽しそうに通っています。
書道
書道は良かったのですが、学童を辞める際にそちらも退会。
その後、息子に書道がやりたいと言われ、近所の書道教室を探し、小3から再開しました。
運動系はやりたいものはできるだけ多く経験させる
我が家は、小学生の習い事は体験の数を重視しています。
習い事は、好奇心の幅と生きる世界を広げさせてくれます。
プロになるわけでもないのだから、いろんなスポーツを経験することに良さがあると考えます。
専念するのは中学高校の部活の時で良い。
いろいろな経験の上で、中学高校の部活は自分の好きなことを選べると良いと考えます。
また、少しでもスポーツをかじっていると、学校の授業や遊びの中でも凄い!と言われる存在になり、子供の自信に繋がりますよ。
勉強系は中学の受験を見据えた選択を年長から
年長から学習系の習い事を始めることで、小学校の授業の導入が良いのは事実です。
自分が少し勉強が得意かもと錯覚させることは、その後の学校の勉強のモチベーションに繋がります。
通う習い事は極力少なくしたいため通信教育を選択。
我が家は公立の中高一貫校の受験を考えているため、適性検査型の試験を意識し、内容は算数と作文に絞りました。
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算数特化型のため、基礎から応用まで良問ばかり。
忙しい共働き家庭でもタブレットで〇つけを自動でやってくれるので楽です。
毎年2月くらいに1学年上の算数検定を受験していて、試験慣れもできます。
1学年上の算数検定に合格すると、検定料が全額助成されます。
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ブンブンどりむは作文特化型の添削付きの通信教育です。
作文特化型なだけあり、内容は良問ばかりで感心するほど。
おかげで、長い文章も簡単に書けるようになりました。
ただし、滞りがちな面もあり、親の声掛けは必要です。
家族で習い事の価値観をすり合わせる
習い事の価値観は、家族毎に異なります。
習い事に何を求めるのか、予算はいくらか、大事にしたいことは何か、始める時や辞める時のルールは何か。
すぐには決まらないと思います。
手探りでやっていく中で、あなたのお子さんにとってぴったりの方法が見つかるはずです。
習い事を通して、私たちは子供の経験を増やしています。
それらが子供達の生きる力となることを期待します。
いかかでしたか?
本記事があなたのお子様の成長の一助となれば幸いです!
春日井 翔子
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