小2息子と語るシリーズ①「先延ばし」と「マルチタスク」が与える脳への負荷はこちら↓
小2息子と語るシリーズ②借金と利息との付き合い方
息子「友達が駄菓子屋で500円使ってたの!俺にも500円ちょうだい!」
私「あげません」
息子「じゃあ500円貸して!」
私「借りてどうやって返すの?(我が家はお小遣い制度がない)」
息子「借金する!」
私「借金すると利息っていうのが付くんだよ。500円貸したら返す時は550円にして返してね?みたいな感じ」
息子「え!?なんで!?」
私「ただでお金貸してくれるわけないでしょう?貸した分のお礼に何%分かの利息がつくの。借金にも種類があって、制限が付くほど利息が安くなる。例えば、家を借りるための住宅ローン。これは利息が結構安い。あとは、学校に行くための奨学金とかね。これもまあ安い方。で、あなたが今言った何でも使えますよっていうのはフリーローン。一番金利が高い」
息子「えー!!」
私「さっきは500円だから550円ってなったけどさ、それが500万、1000万ってなったらどうするの?返せるの?」
息子「返せなかったらどうなるの?」
私「破産だね。家とか車とか財産が差し押さえられて、なくなっちゃうよ」
息子「えー!!!なんで!?」
私「そりゃあ、家とか車とか売ってお金にして、少しでも借りたお金を返さないといけないでしょう?」
息子「まあ…」
私「だから、お金についてわかんないない内は借金するんじゃない。お金について勉強してから、自分でルールを決めて、借りるか決めたらいいよ。
例えばさ、給料の手取りが30万円で、家の住宅ローンが20万円だったらさ、あとの10万円で生活しなきゃいけないでしょう?食費が5万円で、水道電気ガス代が1万円で、服代が1万円で、習い事が1万円で、お友達と遊びに行ってってなったら、お金0円になっちゃうでしょう?怖くない?貯金がないの」
息子「怖い!!」
私「それが給料の手取り30万円で住宅ローンが10万円だったら、残り20万円じゃない?1ヵ月10万円で暮らせるなら10万円残るでしょう?そうしたら、じゃあ5万円は貯金して、5万円は投資に回そうかな~とかってできるわけ」
息子「あーいいねー!でも、なんか怖い!怖い話!」
私「わかんないなら怖いんだよ。知らないことって怖いんだよ。だから勉強すると良いよ。お金の知識は生きるために必要だからねー」
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生きるためにお金の知識は必須。
小さい頃から日常生活の中で子ども達にもお金の話をしていきたいと思います。
『知識は貯めるものではなく、使うもの』
Shoko