理学療法士で2児の母の春日井翔子です!
子供靴の本の執筆や講座の開催をしており、本ブログでは子供靴の正しい選び方等を発信しています!
正しい靴選びが子供達の健やかな成長の一助となれば幸いです。
今回は、靴を履く時に必要な靴下の選び方のご紹介です!
【この記事を読んでわかること】
- 子供用の靴下選びの5つのポイントがわかる!
- ①サイズ②丈③柄④滑り止め⑤赤ちゃん靴下の選び方のポイントがわかる!
子供用の靴下選びは大人と違う
子供の靴下ってどう選べば良いの?
サイズは?丈は?滑り止めっているの?
子供用の靴下選びは大人用と違うので迷うことも多いと思います。
今回は理学療法士ママの子供用靴下選びの5つのポイントをご紹介します!
子供用靴下選びの5つのポイント
子供用の靴下選びのポイントはこちら!
- サイズ選び
- 丈選び
- 柄選び
- 滑り止めの有無
- 赤ちゃんの靴下選び
それでは、順番に解説していきます!
靴下のサイズ選び
靴下のサイズは、靴のサイズより約1cm小さいサイズを選ぶ!
靴下のサイズを選ぶ時は、靴のサイズを参考に選びます。
しかし、靴下のサイズと靴のサイズは一緒ではありません。
靴は、足の長さよりも1cm程大きいサイズを履いています。
例えば、足の長さが13cmの子供は14cmの靴がぴったりです。
そのため、14cmの靴を履いている子供は13cmの靴下を選ぶと良いです。
足のサイズは、足の測定器(フットメジャー)でも測ることができます。
靴下のサイズ表記がS・M・Lだとわかりにくいと思うので、〇cmー〇cmとサイズが細かく書いてある靴下を選ぶと良いです。
今回は、娘の靴のサイズが18.5cmで、靴下のサイズは16-20cmを購入しました。
靴下の丈選び
靴下の丈は、子供が脱ぎ履きしやすい丈を選ぶ!
私のおすすめはショート丈。
いろいろな丈の靴下を試して、我が家の子供達が一番履きたがるのがこちらです。
子供が脱ぎ履きしやすいとお気に入りです。
しかし、丈が短すぎて靴下が脱げてしまうようなタイプのものは避けましょう。
靴下の柄選び
靴下の柄は、無地がおすすめ!
なぜなら、柄の刺繍が入っていると靴下の内側が糸でいっぱいになっているからです。
靴下に変な凹凸も生まれますし、糸に指が引っ掛かるかもしれない。
靴下の本来の目的は足の保護や体温調節です。
靴を履くのに靴下は必須ですが、柄は必須ではありません。
まだいろいろな機能が未完成の子供の足に、変な感覚刺激を入れなくても良いと思うのです。
子供は歩行することで体が発達していきます。
その歩行を邪魔しない靴下選びをするのであれば、シンプルな無地が一番良いと思います。
しかし、子供はキャラクターなどのデザインに心惹かれるもの。
娘と靴下を買いに行った時、キャラクターの柄の靴下を持ってきた娘に、私は靴下をひっくり返してこう答えました。
(私)かわいいね。でも、靴下の中にこんなに糸があったら気持ち悪くない?
靴下の内側に絡まったような糸がたくさんあるのを見た娘はびっくり。
(娘)じゃあこっちにする!
と無地の靴下を選びました。
お子さんの希望もあると思います。小さい柄であればそんなに糸がないものもあると思うので、ひっくり返して見てみてくださいね。
靴下の滑り止めは必要?
室内で靴下を脱ぐのであれば、靴下の滑り止め機能は不要!
靴下の滑り止め機能は、室内のフローロングで歩く時に滑って転ばないためのものです。
そのため、室内で靴下を履く時は、滑り止めがあった方が転ばなくて良いでしょう。
しかし、子供は室内では靴下を脱いで過ごす方が良いです。
なぜなら、裸足で過ごすことで足の指を使い、足の筋肉が発達していくからです。
足の指を使うことで、土踏まずも形成されていくのです。
特に運動発達を促す必要がある乳幼児は、室内は靴下を脱いで過ごすことを基本とした方が良いでしょう。
裸足でハイハイや歩く練習をすることは足の成長のために必要です。
しかし、とても寒い時などは臨機応変に対応していただけたらと思います。
なお、靴を履く時には、靴下の滑り止め機能は不要です。
赤ちゃんの靴下選び
寒い日に外に行く時は靴下を履いて、室内では靴下は脱ぐ!
裸足で過ごすことで、足の指をよく使うことができます。
そうすることで、足の発達を促すことができます。
運動発達を促す必要がある赤ちゃんは、室内は靴下を脱いで過ごすことを基本とした方が良いでしょう。
裸足でハイハイや立つ練習をすることは足の成長のために必要です。
靴を履いて歩くのでないのであれば、サイズ選びを厳格にする必要もありません。
ベビーカーや抱っこ紐でお出かけの際に寒い日であれば、足を保護する目的で靴下を履けば良いです。
靴下のサイズアップは忘れやすい
靴下のサイズアップは靴のサイズアップよりも忘れがちではないですか?
靴下は伸びるので、同じサイズのものを長く履くこともあります。
しかし、弱い力であっても、足の指が曲がるような圧迫が加わっている状態は好ましくありません。
適宜、靴下のサイズも見直していくことをおすすめします!
いかかでしたか?
本記事があなたのお子様の靴下選びの一助となれば幸いです!
『靴は、ただのファッションではなく、健康への投資。』
春日井 翔子
コメント